矯正歯科とは
矯正治療では、受け口、デコボコした歯並び、出っ歯などを正しい位置に戻す治療です。
矯正治療で歯並びを直すことは、単に見た目をキレイにしているだけでなく、むし歯や歯周病になりやすい歯並びを直すことでもありますので、歯の健康につながります。
また、歯並びが悪いことをコンプレックスに思い、笑顔がなかなかできない人も矯正治療を受けることで、明るい笑顔を取り戻せます。
矯正器具も歯の表面につける見栄えの悪いものだけでなく、器具自体が透明で目立たないものや、歯の裏面に装着する矯正器具もあります。
及川矯正システムについて
■床タイプ小児矯正(乳歯と永久歯が4本ある場合の前歯4本のみの初期矯正)
床タイプ小児矯正(乳歯と永久歯がある場合の歯列)
矯正の診査
矯正治療をご希望の方は、まず模型・写真を撮り診査を受けていただきます。
期間について
前歯4本のみの矯正であれば釣1〜2年で安定するのが普通です(まれに2〜3年かかるケースがあります)
永久歯が28本すべて萌出してしっかり咬み安定する14歳位までの長期的管理が理想的です。
前歯4本の矯正終了後は2〜3ケ月に1回の定期健診に移行するか、前歯4本のみで終了するかは選択できます。
装置について
基本的に床タイプ(入れ歯のような出し入れ自由タイプ)の矯正装置で治療します。
- 長所
-
はずしたい時はずせる(食事・歯ブラシ・読む・歌うなど)
修理が比較的簡単
親子で進行が確認できる
顎(アゴ)を拡大するので歯を抜かずに矯正できる - 短所
- 自分ではずせるためはずしたままだと効果がない
ネジを操作するので少し手間がかかる・操作しないとやはり効果がない
装置の管理
・出し入れ自由タイプの矯正装置のため1日最低14時間以上お口の中に装着し、
装置についているネジを回転させなければ治療にはなりません。
・ティッシュなどに包むなどしておくと他の人に捨てられてしまうこともありますの
ではずした装置は専用ケースに必ず入れてください。
・再製をする場合は、別途費用がかかります(紛失や修理不可能の場合です)
矯正終了後について
治療を行った前歯4本の初期矯正が終了しても、この時期は永久歯への交換時期のため、できれば2〜3ケ月に1回はクリーニングを行い、歯や歯肉が悪くならないように定期健診をおすすめします。
また定期健診の利点として歯列が悪くなってないか、抜くぺき乳歯がないかのチェックもできます(保険内治療として1回2,000円位です)
悪くなってからの治療費より予防管理のほうが医療費がかかりません(1度削ってしまった歯はもとには戻りませんし、再発もします〉
最も良い歯は、良い詰め物をしてある歯でなく、自然のままの歯なのです。
初期矯正(前歯4本)の利点・欠点
利点
・子供の場合この時期成長期のため骨格のコントロール(成長促進)を行い、アゴと歯の調和(バランス)をとることが出来ます(良い顔になり、抜歯を行っての矯正をなるべくせず行えます)
14歳以上の人は骨格の成長がほぼ終わってしまうために骨格のコントロールは、ほぼできなくなり抜歯を行って矯正を行うケースが多いです。
・永久歯列がすごく悪化する前なので簡単な矯正で終わり比較的矯正としては少ない治療費ですむケースが多い。
・予防も同時に行うため虫歯や歯周病になりにくい口腔環境を保てます。
・もしも本格矯正(永久歯全額ワイヤー矯正)に移行することになっても105,000円ほど安価になる
欠点
・小さいうちから装置を使用しないといけない
・早期に始めた分、理想的な歯列や顔の形にはなるが、長期的な管理が必要となる
・矯正開始時の年齢が低いため親の協力が必要
ワイヤータイプ成人矯正(永久歯歯列の方)
矯正の診査
矯正治療をご希望の方は、まず模型をとり診査を受けていただきます。
期間について
装置の種類・使用頻度や使用時間・骨の硬さ・永久歯の時期(乳歯がある場合)によりますが、約2〜3年はみていただきます。
個人差があるため、約半年位前後することがあります。
通院回数について
基本的に、約3〜4週間に1回です。(約一ヶ月に1回)
多く動かしたいとき、予後の確認が必要がときなど、約1〜2週間に1回の場合もあります。
抜歯する矯正か、しない矯正か(当院の矯正は極力抜歯しない方法をとります。)
抜歯して行うかは、患者様のご希望を伺い、相談して行います。しかし、バランスが取れない時や見た目が
悪くなるときは、抜歯を提案します。
歯列不正初期であれば成長にあわせて治療できるため、抜歯を行わない事が多いです。
ですから早期の治療をお勧めします。
予定の矯正終了後は
治療終了後は、虫歯・歯周病予防のために2〜3ヶ月に1回の検診かその時々で終了するかは選択出来ます。
検診は歯に対して清掃とフッ素塗布を行ない、虫歯や歯周病にならない口腔環境を作ります。
そして、来院時、その後の歯列チェックも行います。
矯正開始時期と骨格について
■成長期に矯正治療を開始された方は、顔の骨格・表情を理想的な状態にすることが出来ますが、最終的に大臼歯
(永久歯の奥歯)が出てくる14歳位までの管理は原則的には必要なため、長期の管理が必要になります。
■永久歯のみの歯列で14歳以上の矯正治療は、もちろん歯列は良くなりますが骨格などの変化はあまり期待できません。(骨格の成長が終わっているため)
■成人矯正の場合、費用と期間(学校やお仕事をしているため)が問題になります。しかし何歳の方でも矯正を行うことができます。
注意点
開始してしまった矯正治療につきましては、返金を行えませんので、予めご了承下さい。
小児の場合、矯正治療はご両親とお子様の考えが一致する必要があります。
どちらの矯正の場合も治療を行ってやめてしまう事の無いように、よくお考え下さい。
子供の矯正・大人の矯正
子供の矯正
子供の矯正は成長時期に合わせて早期治療を行なうことにより、骨格や歯の不調和、機能異常を治し本来の成長発育に近づけることができます。
矯正を始める時期に関しては様々な意見がありますが、基本的にはお子様の症状の程度、検査、診断、観察により適正な時期を決めるのが望ましいと思われます。
お子様の歯並びが気になるようでしたら、早めに一度ご相談ください。
*子供の矯正注意点*
ご本人の意向を確かめて下さい。本人が本当に矯正治療を望んでいるかどうかという事は、大切な問題です。
実際に装置を付けるのは保護者ではありません。
多少の痛みも伴いますし、煩わしさや食事制限などの我慢を強いられるのは子供本人です。
大人の矯正
一般的には、矯正には年齢制限はありません。 しかし、子供の歯に比べ骨の代謝が落ちているため、歯の移動に多少時間がかかる場合があります。 成長が終わっているため、顎の大きさが変わることがないのでその範囲の中で歯をならべていきます。
*大人の矯正注意点*
大人になると組織反応や矯正力に対する反応が遅くなり、矯正装置をつけてもすぐに歯が移動しないこともあります。
また、顎の骨の位置も改善しなければならない場合は、成人の顎は成長しないため外科的矯正治療(手術)が必要になります。

