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歯の色

みなさんが歯医者さんで白い被せ物を作る時や、ホワイトニングをする時に歯の色味の見本が出てくるかと思います。
それは、シェードガイドと呼ばれるものです。
歯の色をシェードガイドと照らし合わせて見ることで、明るさや白さの指標(客観的評価)とするために使用します
歯の色調の標準として世界的に使用されているドイツのVITA(ビタ)社が製造しているVITAシェードガイドでは、色味をアルファベットと数字を組み合わせて16段階で表しています。
 
Aタイプ:赤茶色がベースの色味
A1、A2、A3、A3.5、A4の5タイプ

Bタイプ:赤黄色がベースの色味
B1、B2、B3、B4の4タイプ

Cタイプ:灰色がベースの色味
C1、C2、C3、C4の4タイプ

Dタイプ:赤灰色がベースの色味
D2、D3、D4の3タイプ
 
歯の色は個人差が大きく人種やそれまでの生活習慣など、さまざまな要因によって色が異なります。
日本人の多くの方はAタイプに属しておりA3~3.5が標準的で、欧米人はA2~2.5程度です。
これはエナメル質の層の厚さが関係しており、日本人はエナメル質が薄いため下の層の象牙質の色が透けて見え黄色っぽい色で、欧米人はエナメル質が厚く象牙質の色が透けにくいので白っぽい色に見えるそうです。
 
黒子

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