片側噛み|及川歯科医院|栃木県益子町の歯医者

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片側噛み

こんにちは。 皆さんはお食事するときに左右どちらでも噛めていますか? 患者様にお伺いすると、食事のときに意識していないのでどちらで噛んでいるか分からないという方や、たぶん右で噛んでいます、右を治療したのでそちらをかばって左で噛んでいます…など様々です。 左右均等に噛んでいます。という方は少なく、左右意識していないので分からないという方や左右どちらかを多く使っているという方が多い印象です。 ご自身の噛み癖というのもあると思います。 お口の中にガムを入れて噛み始める方が普段多く使っていると言われています。 片側噛みになる原因は色々ありますが、1つの要因として歯の欠損が挙げられます。 奥歯は、食べ物をくだいてすりつぶすという大事な役割をします。 奥歯1本でも失うとその機能が弱くなるため、しっかり全て揃っているもう一方で噛むことを自然とするようになるのです。 そうすると、全て揃っている噛みやすい方にたくさんの負担がかかり、今度はそちらの噛みやすい方にトラブルが生じてきます。 力が片方ばかりにかかるために、歯が割れたり、凍みる症状が起きたり、歯周病が進行したり…歯や歯の神経を失うことになりかねません。 片方噛みを続けると…顔や顎の歪み、顎関節症を引き起こしたり、頭痛や、首.肩.腰.下半身にコリや痛みが出てきたりと日常生活に支障が出るような症状を引き起こす可能性があります。 こういったことが起こらないよう、噛みグセがある場合は左右均等に噛む意識をしてみてください。 そして、片方の歯が欠損していたり、詰め物が外れたまま、虫歯を放置しているなど、何かトラブルがあり片側噛みになっている場合は歯科医院に行き適切な治療を受けて、両方の歯を使い美味しくお食事が楽しめることを願っています! 大島